とても 寂しい | 備後の国の この指とまれ!

とても 寂しい

 

 

去年の12月

もう30年来の親友 と

ランチをして 沖縄のお土産を渡して

「じゃぁね 良いお年を~」って

別れた

 

 

今年の 1月11日 電話すると

「この番号は 使われていません」

 

 

 

ちょっと 胸騒ぎ

12月20日から 1月11日の間に

彼女になにか あったのだ

 

 

 

彼女の家の固定電話の留守録に

「スマホが通じない

心配してますよ」 入れておいた

 

 

 

返事のないまま 5か月過ぎた

 

 

あれ以来

ずっと 気になっていた

 

意を決して 訪問した

 

 

一~二度しかあったことのない

ご主人が 涙を浮かべて

 

「去年の12月22日に 亡くなりました」

 

 

なんということだ!

私と逢って 間もなくの日だ

 

 

 

 

彼女は 亡くなった日も

午前中は スポーツジムに行ったそうで

(ジムに亡くなった と退会届を出しに行くと)

 

 

夕食の準備は していなかったから

 

お昼ご飯を食べて 夕食の準備をするまでの

出来事だった とのこと

心筋梗塞

 

 

年末に別れたとき

「もっと丁寧に さよなら 言っておけばよかった・・・」

「私は 朝 行ってきます・・・言ったきり・・・」

2人で さんざん泣いた

 

 

「良かったねぇ 

私もそんな 逝きかたをしたいよ~」

 

 

 

1月11日以来 ず~っと 胸にあったもやもやは消えた

が 数少ない親友のひとりが 

永遠にいないという 事実

淋しい とても 寂しい

 

 

「ここへも 何回も一緒に来たよね」 

 

彼女が私を呼ぶ声

笑い声・・・

 

懐かしい

 

 

 

 

雨粒をつけた薔薇を 撮って来た