俳句の種  | 備後の国の この指とまれ!

俳句の種 

 

句会の友達が 言っていた

「俳句なんて 紙と鉛筆があれば

どこででも できる」と 思って始めた

 

「なんとなんと

俳句は 現地で

その景色

その空気を 肌に感じなければ

いい句はできない」 

俳句は アウトドアだったと

 

俳句の種を探して

今日は 吉備路(岡山県総社市)へ

 

広島県福山市から 岡山県倉敷市まで

山陽自動車道 高速道路に乗ると

 

高速なのに?ずっと50キロくらいで

だらだら ダラダラ

 

大きな キャンピングカー 九州ナンバー

ゴールデンウイーク だ

 

倉敷で横切った 倉敷美観地区は

“ここは 心斎橋ですか? 浅草ですか?”

ラッシュアワーみたいに 人がいっぱい

うっかり ゴールデンウイークに

紛れ込んでしまった

 

俳句の種?をさがして 吉備の里へ

 

さくらんぼ

 

懐かしい 吉備の五重塔

 

 

れんげ畑

 

 

車椅子の 親子連れ?

道端で

れんげ クローバの花束を 作っていた

 

 

俳句を始めてから 知った

“松の芯” こんなに にょきにょき

 

 

飛び立つ間際の たんぽぽの絮 まんまる

 

たんぽぽの 絮の緊張 風を待つ   幸代

 

 

もう 実がついている カラスノエンドウ

 

畦道に 草笛をふく お嫁さん   幸代

 

「みーちゃん 草笛って

こうして 鳴らすのよ ぴー ぴぃ~🎶」

 

孫がまだ小さいころの

初々しい ママ

 

白い細い指で 

上手にカラスノエンドウの種をだして

・・・

 

その 孫は もう社会人

月日の立つのは なんて早い