でべら | 備後の国の この指とまれ!

でべら

 〝でべら干し〟

でべら とは、タマカンゾウヒラメの
内臓を出して、塩水で洗い、寒風に干して作ったものです。

からからに乾いたものを、
荒縄に通して、おみやげ物とか
年末の贈答としても、使います。

鞆の町は、漁港でもあり、
あちこちの軒先、2階のベランダで、
自家用にも、でべらを、干しています。

食べ方は

石の上(コンクリートでもなんでも)で
頭からしっぽまで
槌で、とんとんとたたく。

そうすれば、骨が砕けていて、
頭から尻尾まで、食べられます。

あっ、ちょっと火であぶりますよ。

香ばしくて、味が上品(ヒラメですから)

お酒のつまみに、絶品!